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幻想旅行 / 幻想旅行II ( 山崎ハコ ) ● 山崎ハコ ( やまさき・はこ ) 大分県日田市生まれ。のち、横浜に移住し、1975年、18歳の時にアルバム『飛・び・ま・す』でレコード・デビュー。 ※ 得能氏のサイト(山崎ハコに関する膨大で詳細なデータベース) ● 演奏旅行≠ゥら幻想旅行≠ヨ デビュー後の数年間、過酷ともいえる全国コンサート・ツアーを敢行。 ● いいアルバムは顔≠烽「い 内容のいいアルバムは顔=iジャケット)もいい。 これがぼくの持論。 |
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| 幻想旅行 1981/11 キャニオン | ||
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| 幻想旅行 (ジャケット裏) | ||
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| 幻想旅行II 1982/4 キャニオン |
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● 聴きどころ 前々作『歩いて』(1980年10月)、前作『茜』(1981年4月)あたりから、山崎ハコのアルバムは雰囲気が変わったように思う。 |
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| 茜 1981 | |
| 幻想旅行 | B-1のみ作詞:工藤順子/補作詞:山崎ハコ/作曲:石黒ケイ、他は作詞・作曲:山崎ハコ | ||
| No | 曲 名 | コメント | この一節 |
| A-1 | 幻想旅行 | アルバムのテーマ曲 金管を効果的に使ったがアレンジがいい |
♪もちろん心が貧しいからだけど 傷ついたなんて思うのが怖い |
| A-2 | 北北東 | ヨコハマから北北東へ 旅立ちを歌う |
♪きのう突然 ハマを出たよ とりあえず北へ向うつもり ♪これからは どこへも戻れない 家なんて初めから仮の宿 ♪オー バイバイ バイバイ オー さよなら |
| A-3 | 終点まで満員 | 東北本線車中の情景、上野を発って北へ 評論家の平岡正明氏に 「ビリー・ホリデイの『気ままな旅』(Travelin' Light) を思わせる」 (『歌謡曲見えたっ』) とまで言わせた 明るい曲調の佳曲 |
♪東北本線いつ乗っても お茶がこぼれて一人笑う 終点まで行くつもりが ふと仙台あたりでおりたくなる |
| A-4 | 東北・都 | 青森、ねぶた、青函連絡船 軽快な曲 |
♪今度来るときぜひねぶたにおいで 病気なんかふっとんじまうよ |
| A-5 | 雪の道 | 雪の原野を一人歩く 九州生まれの彼女に、一面の雪におおわれた世界は、よほど強い印象を与えたのだろうか |
♪もう一度行ってみよう 今度は一人で行くんだ ♪迷うはずがない 確かな道など初めからない ♪雪の道 何をかくそうと 小さな足跡 私だけの道 |
| B-1 | サンクチュアリーへ | 北海道苫小牧 広大な大地、まっすぐな道路 工藤順子の歌詞が秀逸 |
♪ヘイヘイ ストップ 北へ北へ行くんだ ♪そうよそこは サンクチュアリー |
| B-2 | 港の歌 | 三陸海岸 電気バイオリンの伴奏が効果的 |
♪今夜も港が 私を呼んでる |
| B-3 | さくら | 東北(さくらんぼ) 生まれて初めて実のなる桜を見た、彼女の感動が伝わる |
♪さくら咲いて 赤い実のさくら 私のさくら 実のないさくら |
| B-4 | 歌は旅 | 彼女の歌手生活のテーマ曲といえる 15歳で故郷を出て横浜に来たときの体験が歌いこまれている |
♪どこもここも好きだなあ… 心の底からそう思う その日まで歌は旅 続け 歌は旅 |
| B-5 | 旅路 | 佐渡 ライブでもたまに歌う 感動的なバラード風名曲 ここでも彼女の幼い頃の思いが歌われているように思う |
♪足の下で雪がなく ギュッという声ききたくて ♪旅は私 もう帰らない |
| 幻想旅行 II | B-3のみ作曲:梔子、他は作詞・作曲:山崎ハコ | ||
| No | 曲 名 | コメント | この一節 |
| A-1 | スコール | 沖縄、ギラギラ照りつける太陽とスコール 病弱な「私」と強烈な沖縄の出会い こんなふうに沖縄を歌った例をぼくは知らない |
♪ああ 逃げてゆく雨よ 私を連れていかないか ああ 沖縄の(ウチナアン)空よ その熱おくれ |
| A-2 | ばいばいことば | 九州、日田から福岡へ(大宰府、甘木、…) 生まれ故郷の言葉で、のびやかに歌う |
♪ばいばいことばは つまらんばい ほらまたいうた つまらんばい |
| A-3 | 海鳴り | 山陰(日本海)の海鳴りが聞こえるような… | ♪日本海を見たいなどと 誰が言った おまえなんか波にのまれて 飛んでゆけ |
| A-4 | あんたの大阪 | 河内音頭を思わせるリズム 大阪弁でコミカルに歌う |
♪エーエエエ 今は少しアホになって 上向いて歩く ♪夢の中の大阪 あんたがいるよ大阪 ちょっとしんどいが 笑ってしまおう |
| A-5 | ペンフレンド | 広島、原爆ドーム、重い内容 | ♪観光客のような顔で ぼくは歩いていたらしい |
| B-1 | 港の景色 | 神戸 向井滋春のトローボーンがジャジーなムードを 出している |
♪港の景色 なつかしい思い ふるさとでもないのに すこしおかしいね |
| B-2 | 遠参り | 四国八十八ヶ所、お遍路 和太鼓としのぶえが効果的 曲調は明るい |
♪心の着物を脱いで 裸で祈るのが怖い それだから いつになっても 神があきれて えーえー 熱を出す |
| B-3 | 若草山 | 非常に幻想的で、一種不思議な歌の世界 和太鼓、能管などの和楽器が使われている |
♪若草山まで 連れて行って ♪若草山が見えてきます あなたはいったい誰なのですか |
| B-4 | 幻想旅行 | 1枚目とアレンジが変わって、エレクトリックなサウンド この曲を最後にもってきたことで、2枚組アルバムのようにみごとに完結した |
♪わかってもらえず わかってあげようとするばかりで 少し一人ですさんでいるんだ |
( 2004/12/18, 2005/4/27訂正 )